日本には「メイドカフェ」という魔訶不思議な空間があります。メイドカフェは、客をご主人様と見立て、家に戻ったご主人様を日本人の女の子がメイド服の格好で給仕してくれるカフェのことです。
もともと「 Cure Maid Cafe」が、2001年3月に秋葉原で開店したのが始まりで、世間に認知されるにつれ、似たような業態の店が、秋葉原以外の各地でも続々と開店。ちなみに「お帰りなさいませ、ご主人様」というお決まりのフレーズは、名古屋大須のメイドカフェ『M’s Melody』で生み出されたものが、全国に広がりました。まさにメイドカフェは、オタク文化が生み出したニュービジネススタイルなのです。
メイドカフェは、現在では多彩に進化を重ね、大きく3つに分類されるほど、成長しました。ひとつは、ゆったりとした空間でお茶や食事ができるクラカル系。もうひとつは、かわいい食事やメイドさんとのおしゃべりしたり、記念撮影やゲームなどを楽しめるエンターテインメント系。最近ではバーや居酒屋のタイプも登場して、日本のメイドは増えるばかりです。
料金はお店によってまちまちですが、カフェの場合、1時間の入場料で500円ぐらいからで後は注文したもの次第。ドリンクで1,000円、食事で2,000円ぐらいから。
現金でのお支払いが好まれるメイドカフェ。ベストレートのサクラカレンシーサービスに立ち寄ってから、日本円で支払うのがベストかも。